ヤマハ 日本での市販予定車YZF-R125の詳細をチェック!【写真あり】

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欧州ヤマハが先駆けで販売している125ccクラスのモデルで、日本市場へ登場予定として大阪モーターサイクルショーをはじめとして東京モーターサイクルショーでも展示が行われている「YZF-R125」。ヤマハ発動機は、『#ヤマハではじめるバイクライフ』『#あつまれヤマハ乗り』をキーワードに、これから二輪免許取得を考えている人からヤマハファン・ヤマハオーナーまで、幅広い層が楽しめるブースづくりを行った。

車両だけではなく、モデルの特徴に合わせたさまざまなアクセサリーや、ヘルメット・アパレル、純正オイル・ケミカルのYAMALUBEなど、バイクライフに欠かせない周辺アイテムまで含め、トータルでバイクのあるライフスタイルの魅力、豊かさを想起させる展示を行っている。なかでも市販予定の155cc・125ccスポーツモデル4機種は、国内初披露となっている。

日本仕様の情報は解禁されていないものの、他国仕様とほとんど変更は無いように思える。ここでは、欧州仕様の主要諸元を見ていこう。

主要諸元(欧州仕様)

全長×全幅×全高:1990×715×1045mm
ホイールベース:1325mm
シート高:820mm
車重:144kg
エジンン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 125cc
最高出力:15PS/10000rpm
最大トルク:1.16㎏-m/8000rpm
燃料タンク容量:11L
変速機:6段リターン
ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
タイヤ:F=100/80-17、R=140/70-17

展示車を見てみる

まずはフロント周りから。ヤマハのフラッグシップモデルYZF-R1を彷彿とさせる顔つきだ。ゴールドの倒立フォークが採用され、スポーティな走りに寄与するだろう。

フロントブレーキキャリパーはBYBRE社製の物が採用されている。「ブレンボ製」の略であるバイブレは、BRIC市場(ブラジル、ロシア、インド、および中国)とその他の東南アジア諸国(ASEAN)向けの、小型・中型エンジン(600cc以下)のスクーターおよびモーターサイクルのブレーキシステム専用のブランドだ。

車体側面には、VVA(バリアブル・バルブ・アクチュエーション)の文字が。VVAは可変バルブ機構であるが、XSR155やNMAXにも採用された機構だ。この機構についてはYoutubeで解説している動画があるため、詳細はそちらを参照してほしい。

展示車のマフラーはアクラポビッチの物が取り付けられていた。YZF-R125の文字も見えることから、純正オプションとして展開されると予想できる。

販売開始は2023年秋頃か

東京モーターサイクルショー初日のプレスカンファレンスに登壇したヤマハ発動機販売の松岡社長は、これらの125ccモデルについて「2輪免許を取得したばかりの新規のお客さまが増えつつある今、より手軽にモーターサイクライフを始めていただけるよう、また、すでにライダーであるお客さまにも、手ごろで新たな相棒として加えたくなるようなモデルを取り揃えました。 『YZF-R15』『YZF-R125』『MT-125』『XSR125』を2023年中にリリース予定です」と明かした。

ヤマハ発動機「#ヤマハではじめるバイクライフ」オリジナルサイト

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