Honda 「CBR250RR」外観を変更し装備を充実させ2月20日に発売!

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Hondaは、軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」の外観を変更するとともに、装備を充実させ、2023年2月20日(月)に発売すると発表した。

今回、外観は、フロント部からサイドカウルにかけてレイヤー構造を採用。エッジの利いたよりシャープなスタイリングに変更した。エンジンは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合させることで環境に配慮するとともに、ピストンリング、シリンダーヘッド、カムシャフト、吸気ポートなどエンジンの細部を見直すことにより、最高出力を向上させている。
足まわりは、フロントフォークに倒立式のショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を新たに採用。優れた路面追従性による上質な乗り心地に貢献している。電装は、スリップしやすい路面での安心感に寄与するHondaセレクタブル トルク コントロールを新たに標準装備。また、新設定のハザードランプには、急制動時に高速点滅することでいち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルを採用。装備をより充実させた。カラーリングは、スポーティーでレーシングイメージを印象づける「グランプリレッド」、シャープなスタイリングを強調し力強い印象の「マットバリスティックブラックメタリック」、上質感と洗練された印象のある「パールグレアホワイト」の全3色を設定している

高回転・高出力化を追求したDOHC直列2気筒エンジン

軽量な車体を活かして突き抜けるような気持ちよい走りが得られるよう、さらなるパフォーマンスを追求。圧縮比の向上、インレットポートスロート径の拡大、ピストン摺動抵抗の低減、バルブタイミングの見直しなどにより最高出力31kW/13,500rpmを達成した。あわせてエキゾーストパイプの長さを変更することで排気脈動効果を引き出し、全回転域において扱いやすく力強い走りを実現する。

乗り手を高揚させるサウンドチューニング

右側2本出しマフラーは、見た目だけでなくサウンドにもこだわった。構造には3室に分けたサイレンサーの2室・3室それぞれから排気管を設けたデュアルテールパイプ仕様を採用。これにより、それぞれ異なる特性を持った排気音のバランスを取り、低回転域は力強く、中~高回転域ではドラマチックなサウンドを響かせる。

パワーを活かしきる6速トランスミッション

エンジンパワーをフルに活かすべくレシオ配分を最適化した6速トランスミッションを採用。心高ぶる加速フィールを実現する。またシフト操作を電気信号に変換し、燃料噴射タイミングや点火時期などをコントロールすることで、クラッチレバーを操作することなく迅速なシフトチェンジを実現するシフトアップ/ダウン対応クイックシフターをオプションで設定している。
*発進、停止時を除く。

扱いやすく親しみやすいアシスト&スリッパー®クラッチ*

アシスト機能がクラッチレバー操作荷重の軽減に貢献するとともに、スリッパー機能がシフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減。扱いやすさをさらに高め、より快適でスムーズな操作を可能にする。
*「アシスト&スリッパ―」は株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。

上質で安定感あるスロットル操作を実現

スロットルグリップの開度を電気信号を介して伝達するスロットルバイワイヤシステムを採用。スロットルグリップ操作に対して緻密なスロットルバルブ制御を図ることにより、上質で安定感ある加速フィールを獲得した。

Honda セレクタブル トルク コントロール

前後輪の車輪速センサーから算出した後輪のスリップ率とスロットルポジションセンサーが検出するスロットルバルブ開度に応じて燃料噴射量を制御。アクセルを開けた際の後輪のスリップを抑制し、滑りやすい路面での安心感を高める。システム作動の確認はメーター内のインジケーターで行い、左ハンドルのスイッチでON(制御介入レベル3段階)/OFFの選択ができる。

強く、しなやかなトラス構造フレーム

「速さを伝えるマシン骨格」を追求したフレームは鋼管トラス構造として強さとしなやかさを両立。走行テストを繰り返すことで各ガセット類など細部に至るまで調整し、ライディングフィールも高度にチューニングした。これにより、スーパースポーツとしての俊敏で安定感のある操作性はもちろん、日常走行における扱いやすさも両立させている。

ショーワ製倒立フロントフォークを装備

市街地・高速道路・ワインディングといった様々な道におけるスピードレンジを想定し、軽快で上質なライディングフィールを追求するため、インナーパイプ径φ37mmのショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP倒立フロントフォークを装備。左側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、右側フォークにスプリングのみを装備したSFF(Separate Function front Fork)により、摺動抵抗の低減と車体の軽量化に貢献する。減衰機構はピストン径を拡大したBP(Big Piston)構造。あらゆる速度域において安定感の高い減衰力が得られることを目指した。
*SFF-BPは日立Astemo株式会社の登録商標です。

バネ下重量の軽減とマス集中化による運動性能向上

リアサスペンションは5段階のプリロードアジャスターを装備し、ライダーの好みやタンデムライディング時に合わせて姿勢調整を可能としている。また、プログレッシブな反力特性が得られるプロリンク式を採用したスイングアームは左右非対称のガルアーム形状。“ヘの字”形状の右側アームはエキゾーストパイプの外側への張り出しを抑え、車体のスリム化とバンク角確保に寄与する。さらに素材をアルミニウムとすることで、リアのバネ下重量の軽減とともにマス集中化による運動性能の向上も図っている。

バネ下重量の低減を追求した前後足回り

ウェーブ形状のディスクブレーキは、フロントにφ310mmのフローティングシングルディスクを、リアにφ240mmのシングルディスクを採用。また制動時の安心感を高めるABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も標準装備している。ホイールは直線的な7本スポークデザイン。左右対称のスポークデザインとしながら後方を解放した断面形状により、剛性バランスの確保とバネ下重量の低減を追求した。

メーカー希望小売価格(消費税込み)

パールグレアホワイト
マットバリスティックブラックメタリック

869,000円(消費税抜本体価格 790,000円)

グランプリレッド

グランプリレッド

907,500円(消費税抜本体価格 825,000円)

Honda CBR250RR公式ページ

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